居場所づくりの想い

親をとりまく環境が困難なことは理解しています。そのフォローも当たり前に自然に生活の一部として行ってきました。

でもその状態が一般家庭と違うかも?の疑問が生じた瞬間の落とし処がないモヤモヤした気持ち・・・。

そのモヤモヤを友だちに話したくても、重い話しをして迷惑かけても・・・
先生や大人に話ても、親が悪く思われるのはいやだし、両親からは周囲はおかしいからと相手にするなと周囲の社会関係性を絶ち切られ、結局全てを飲み込んで「良い子」として問題のない日常を過ごす。

それってホント疲れるのですよ…

自らこの環境を周囲に打ち明けた事はなく、そもそも同じ環境下の子どもとの出合いもない。いつしかモヤモヤを忘れていました。

一昨年、何気に見たwebに「こどもぴあ・ 精神疾患を持つ親に育てられた子どもの集い」の文字を発見!
あれ、同じ境遇の方がいるらしいの?と集いに初参加し、次に家族学習会を体験しました。

そこで、同じ境遇を過ごした仲間がいた事を知りました。

お互いの背景を語り合う事により、モヤモヤした想いが言語化され整理されていく、少し心の重りが軽くなった気がしました。それがリカバリーなことをも学びました。

そして、子どもの立場の居場所が少ないことも知りました。
身近な地域に、モヤモヤした心が休憩できる居場所があればなと想いハート・ベースを立ち上げることにしました。


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ハート・ベース

精神疾患の親をもつ子どもの集い。荒波を旅する心が、ほっと一息つける居場所を同じ境遇の仲間たちと共有したいです。